国際女性デーの8日、名古屋市中区の名古屋栄三越前で「私のからだデモ」があった。参加者は「MY BODY MY CHOICE」と書いたプラカードなどを手に、女性や性的マイノリティーの権利を訴えた。
主催は、政治に関心を持ってもらおうと活動する「NAGOYA POLITICAL CLUB」。当日現地に来られない人も参加できるよう、SNSで「どんな社会になってほしい?」などの質問でメッセージを募り、当日参加者にも意見をボードに書いてもらった。「自分のための脱毛なのに、異性のためのエチケットはうんざり」「私のからだは私のもの」「マイノリティーが尊重される社会になってほしい」などのメッセージが掲げられた。
このほか、ジェンダーによる差別や暴力に反対の意思を示す「ウィメンズマーチ名古屋」も開かれ、約60人が栄の繁華街を行進した。「女性によるセーフティネット愛知」の主催。矢場公園では参加者が「性暴力のない社会を」「女性だけでなく男性も誘って活動に参加しましょう」などとリレースピーチをした。